歯を白くする消しゴムは効果あり?使ってみた体験談

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ドラッグストアや量販店のデンタルケアコーナーには、歯ブラシや歯磨き粉、歯間ブラシなどと一緒に歯の消しゴムが陳列されているのを見かけますよね。歯の消しゴムで本当に歯が白くなるのか気になっている人もいるでしょう。

ここでは、歯の消しゴムを実際に使ってみた体験談をリポートしていますので、使ってみたい人は参考にしてください。

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喫煙習慣があるのでホワイトニングは必須

私は喫煙習慣があるうえに、コーヒーや紅茶など着色力の高い飲み物が好きなので、普通に歯磨きしているだけでは歯が黄ばんでしまいます。特に歯の裏側は、気づいたら黄色を通り越して茶色くなっていることもあります。

それなら禁煙したり、コーヒーや紅茶を控えたりすれば良いのですが、意志が弱く嗜好性を変えることはできません。なので、3ヶ月に1回ほどのペースで歯医者でホワイトニングに通っていました。歯医者で受けているのはオフィスホワイトニングで、1回受けるだけで満足できる白さになります。

施術にかかる時間も1時間ほどなので、それほど苦にもなりませんでした。しかし、オフィスホワイトニングは健康保険が適用されず料金は1回3万円ほどかかるので、ホワイトニングに年間10万円以上も使っている計算となります。

歯の消しゴムを使ってみようと思ったのは、ホワイトニングに通う頻度を減らせるかもと期待したからです。歯の消しゴムを補助的に使い、ホワイトニングに通う頻度を半年に1回ほどに減らせればいいなと思いました。

歯の消しゴムの選び方

歯の消しゴムはドラッグストアや量販店のほか、100円ショップでも売られています。色々なメーカーから販売されており種類も豊富で、料金は1000円以内のものがほとんどです。形状はスティックタイプが多いですが、歯間ブラシのような器具に取り付けて使用するタイプのものもあります。

料金によって効果が異なるかどうかはわかりませんが、安すぎるものよりも相場の料金のものの方が効果がありそうに感じますよね。パッケージだけではどれを選べばよいかわからなかったので、一番人気の商品はリピーターも多く信頼できる品質であろうと思い、店員さんに売れ筋商品をたずねました。

一番売れ筋の商品は、スティックタイプのものでした。料金も600円ほどで、とてもリーズナブルでした。

歯の消しゴムの使い方

歯の消しゴムの使い方はパッケージに記載されており、初めてでも簡単に使えました。歯の表面の水分をタオルやティッシュペーパーなどで拭き取り、乾いた歯の表面に当てて優しくこするだけです。最初は力の入れ具合がわからず恐々こすっていましたが、使っているうちに力の入れ具合も解り簡単に汚れを落とせるようになりました。

使うときのコツとしては、しっかりと水分を拭き取ることです。少しでも水分が残っていると、上手に汚れを削ることができません。あと、汚れを素早く落とそうと、力を入れすぎてゴシゴシこするのはNGです。エナメル質まで剝がしてしまうと虫歯になりやすくなったり、余計に着色しやすくなったりなどの弊害が出てしまいます。

一度剥がれたエナメル質は再生しないので、注意して行う必要があります。

歯の消しゴムの効果

歯の消しゴムを実際に使ってみた効果ですが、着色汚れを剥がせるので歯を白くする効果はありました。コーヒーや紅茶のような薄っすらとした着色よりも、タバコのヤニのようにガッツリと着色している方が歯の消しゴムで汚れを剥がす達成感があります。

即効性があり、汚れが取れる様子を見るのは楽しいです。歯の裏側のヤニもきれいに落とすことができ白さをキープできるので、歯医者に通う頻度を減らすことができたのも良かったです。当初の希望通り、半年に1回のペースで歯医者に通うだけでも白い歯をキープできるようになりました。

ただ、歯の消しゴムにはホワイトニング効果はないため、全体的な歯の黄ばみを取るのは難しいです。時間をかけて全体的にこすれば白さを保てるのかもしれませんが、エナメル質のダメージなどを考えると実行することはできませんでした。

目立つ汚れをピンポイントで落とすのに向いていると思います。

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使ってみて感じた歯の消しゴムのメリット

歯の消しゴムは、家で手軽に利用できるのがメリットだと思いました。歯医者にわざわざ行かなくても、歯の消しゴムでこするだけで汚れが取れるのは画期的でした。通院時間や施術時間を合わせると歯医者でのホワイトニングには3時間から4時間の時間を使っていますが、歯の消しゴムは家での隙間時間に使用できるので時間の節約になります。

また、歯の消しゴムは1回購入すると数か月使用できるのもコスパが良いです。使用頻度にもよると思いますが、私は1週間に1回ぐらいのペースで使用して3ヶ月は使用することができています。そのほかのメリットとしては、コンパクトなサイズなので持ち運び可能なことがあげられます。

私は常に鞄の中に携帯しており、歯の汚れが気になったら洗面所で使っています。こするだけですぐに歯の白さを取り戻せるので便利です。

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使ってみて感じた歯の消しゴムのデメリット

歯の消しゴムのデメリットは、歯の隙間に使えないことです。形状にもよると思いますが、私が使用しているのはスティックタイプなので、歯の隙間に入れることができず黄ばみを取ることができません。スティックの先端は細くなっていますが、歯の間に入れてこするのは難しいです。

なので、やはり歯の消しゴムだけでなく歯医者でのホワイトニングも必要となります。そして、あまり頻繁に使うとエナメル質が剥がれてしまうのもデメリットにあげられます。本当は1週間に1回ではなく3日に1回ぐらい使用して歯を白く保ちたいのですが、あまりペースを上げると歯にダメージを与えそうなので控えています。

あと、歯の消しゴムは歯の表面の汚れを取るものなので、象牙質まで到達した汚れは落とせません。もともと歯が黄色い人は元の歯の色以上に白くなることはないので、歯医者のようなホワイトニング効果を求める人には向いていない器具となります。

手軽に歯の汚れを落とせる

歯の消しゴムにはホワイトニング効果はないものの、簡単に汚れを落とせるので便利です。歯医者でホワイトニングをする頻度も減らすことができるので、歯の消しゴムだけで白い歯を保とうとせず、補助的に使用するのに向いていると思います。

1000円以下のリーズナブルな料金で販売されているので、一度試してみると良いでしょう。